山田太一グラフィティ(75)

2002.2.28

台詞の変更、アドリブは許さないというのが巨匠山田太一の伝説となっており、なぜそうなったのかという経緯を語る山田さん。

 

でも私が思うに、別に巨匠でなくとも台詞の変更は新人でも許しませんよ。

そうでなければ脚本は書けません。ひとつひとつの台詞を大事にする気持ちは物書きならみんな一緒だと思います。一言一句揺るがすことはできない。どうしてこんなことを珍しいことのように取り上げるのでしょうか。

頑固爺さんっていう位置付けで、半分イジリだとは分かっているんだけど、考えてしまいます。