山田太一グラフィティ(23)
「山田太一グラフィティ」は、基本的にマスコミ上にあらわれた、山田さんの写真を探そうという企画ですが、60年代から70年代、山田さんの写真はあまり発見できません。
この時代、山田さんは新人作家のひとりで、時折り話題となるドラマを書いても、それは、まあ、まぐれとまでは言わないけど、他の新人作家とは別次元の存在なのだという評価はなかったころだと思います。
「記念樹」「女と刀」「3人家族」「二人の世界」「パンとあこがれ」「藍より青く」「それぞれの秋」の頃です(「藍より青く」が当時「キネマ旬報」で、どんなに酷い評価を受けていたかは「山田太一の扉」「山田ファンの始まり(1)」に書いています。ご参照ください。)。
この時代の写真をお持ちの方がいらしたら「山田太一の扉」の「ドラマ・ファン通信」までご連絡いただけると嬉しいです。